ETHICAL(エシカル)

ETHICALとは、直訳すると「倫理的な」という意味の英語の形容詞になります。

「倫理的な」こととは一般的に、法的な縛りはないけれども、多くの人が正しいと考える社会的な模範とされます。

「エシカル」とはこの一般的な意味合いが根底にありながら、人や地球環境、社会、地域におもいやりのある考え方や行動をさします。

エシカル消費

ここ最近は「エシカル消費」という言葉がひろがっています。

「安くて良いモノ」や「自分にとってどれくらい得か」といった基準で選ぶことではなく、より広い視野で、「人や社会、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動やライフスタイルをさしています。

自分以外の他者や地域社会、自然環境などを思いやる、「思いやり消費」、「応援消費」とも言えます。

政府や企業のエシカルの取り組み

消費者庁
エシカル消費の普及・啓発を推進のため、特設サイトを開設。エシカル消費についての基本的な情報や、企業・個人の活動を掲載したり、普及活動のために、エシカル消費に関わる取組を募集しています。

STARBUCKS COFFEE
エシカルな調達と題して、珈琲豆の生産者への適正な支払い、栽培の環境について考え、取り組むプロジェクトを行っています。

セブンイレブンジャパン
エシカルプロジェクトとして、食品ロス削減を目的に、販売期限が迫った商品に対し、購入額の5%をポイント還元する活動を実施しています。

セブンイレブン・ジャパンさんのエシカルプロジェクトって?

皆さんは「エシカル消費」という言葉を耳にしたことはありますか?そもそもエシカルとは「倫理的」という意味で、地球環境や社会などに配慮した消費によって、持続可能な社会に貢献する行動のことを指します。
こう書くと仰々しく感じる方もいるかもしれませんが、日常的な買い物におけるちょっとした工夫がエシカル消費につながります。例えば、消費する「モノ」の背景に思いを馳せ、誰が、どこで、どのように生産したのか、また、売れ残った場合にどのように処分されるのかを考えて消費行動を実践することで、環境・社会・人などに配慮できるのです。
セブン&アイ・ホールディングスでは、世界的課題でもある、食品の流通過程で生じる売れ残りや食べ残し、食用として提供できなくなったものなどの「食品廃棄物」の削減を目指すため、食品廃棄物を2013年度に比べて2030年までに50%削減、2050年までに75%削減という目標を掲げています。

「お客様の消費行動の変化で加速するエシカル消費」から抜粋
https://www.7andi.com/sustainability/g_challenge/action/003/index.html